ソニーのBD/DVDレコーダーのダビング10への対応について。
ダビング10運用開始にあたって、各メーカーはその対応に追われました。
大手メーカーのソニーは、ソフトウェアアップグレード実施で、その対応を行なっていました。
このアップグレードは、ソニーが過去に発売した機種の一部に対し、それまではコピーワンスしかできなかった状態が、ダビング10の状態にアップグレードされるというものです。
無料でのアップグレードとなるので、対象製品を持っている人は、ダビング10対応の録画機器を改めて買いなおさなくてはならない事態は免れました。
その一方で、対象となる商品以外の録画機器に関しては、ダビング10のコンテンツであっても、これまでどおりワンスコピーでの録画を行なう必要があり、これに関しては、やむを得ないところといった感じがします。
ソニーは、音楽やゲームなど著作権に触れる様々なカテゴリーを扱っているので、著作権に関してはかなり広い視野で見なくてはならないという側面があり、ダビング10に関しても、私的録音録画補償金制度に関しては、比較的理解を示す立場になっていました。
それ故に、各メーカーで足並みを揃えなければならない部分で、ダビング10に対する理解や考え方も、他のメーカーとは異なった見解を示しているようです。
ソニーがダビング10のソフトウェアアップグレードに対応すると発表した機種は、全部で11あり、その内、ダビング10が運用される2008年7月上旬にダウンロードが開始されるのは、「BDZ-X90」「BDZ-L70」「BDZ-A70」「BDZ-T90」「BDZ-T70」「BDZ-T50」の6機種です。
そして、2008年7月中旬に開始されるのは、「BDZ-V9」「BDZ-V7」「RDZ-D900A」「RDZ-D800」「RDZ-D700」の5機種となります。
この中で、「RDZ-D900A」「RDZ-D800」「RDZ-D700」はDVDレコーダーに該当し、「BDZ-X90」「BDZ-L70」「BDZ-T70」「BDZ-T50」「BDZ-A70」「BDZ-T90」「BDZ-V9」「BDZ-V7」はブルーレイレコーダーに該当します。
「RDZ-D900A」「RDZ-D800」「RDZ-D700」は、2006年11月1日に発売されたDVDレコーダーで、2つのデジタル3波対応チューナー、アナログ地上波チューナーを搭載。「RDZ-D700」はHDD容量が250Gで、他の二つが400Gとなっています。
上位機種「RDZ-D900A」には、おでかけ・おかえり転送という機能があり、HDDに録画した番組をメモリースティックに転送し、携帯用ゲーム機「PSP」での再生することが可能です。
PSPユーザーの中には、これらの商品を購入した人も多いのではないでしょうか。
ソニー製品でダビング10運用前に発売された録画機器のうち、アップグレードでダビング10対応となるBlue-rayレコーダーは、「BDZ-X90」「BDZ-L70」「BDZ-T70」「BDZ-T50」「BDZ-A70」「BDZ-T90」「BDZ-V9」「BDZ-V7」の8機種です。
このうち、「BDZ-V9」「BDZ-V7」は、2006年12月上旬に発売されたタイプです。
HDD容量が、V9は500G、V7は250Gとなっています。
また、V9はホームサーバー機能、おでかけ・おかえり転送がつき、PSPと連動しているタイプです。
これらが、ダビング10対応アップグレード可能なBlue-rayレコーダーとしては最も古い機種という事になります。
「BDZ-X90」「BDZ-L70」「BDZ-T70」「BDZ-T50」は、いずれも2007年11月8日に発売されました。
HDD容量が順に500G、320G、320G、250Gとなっています。
Tシリーズはスタンダードモデル、Lシリーズはカメラとの連携重視、Xシリーズは高品位再生向けという位置づけです。
「BDZ-A70」「BDZ-T90」は、ダビング10運用前の2008年4月30日に発売された機種です。
T90はT50/70のHDD容量増量版(500G)なのに対し、A70は携帯端末との連携を重視しています。
これらのソニーBlue-rayレコーダーを持っている人は、ダビング10対応にアップデートしておきましょう。